オタクが人を馬鹿にできるようになったのでは?

http://nakazato.blog.shinobi.jp/Entry/21/

エロゲで感動するオタクがケータイ小説を馬鹿にするのは確かに滑稽だと思う。概ね同意。

しかし自分としてはむしろどんどん馬鹿にしていくべきだと考えてる。

なんでかというと、今までさんざん人に馬鹿にされてきたオタクの人間が逆に人を馬鹿に出来るようになったからだ。これは革命的なことじゃないだろうか?

人間関係でヒエラルキーを作るのは人を馬鹿にするということだ。オタクはそれまでその勇気がなかった。でも今のオタクはそれが出来るようになった。なぜか。それはネットコミュニティの発達でマイノリティが強い群れを成すことが出来るようになったからだと考えられる。

今までの日本というのはテレビなどのマスメディアがとても強い力を持っていて、それらが生みだす一般性にそぐわない人間を排斥してきた。

ネットコミュニティが発達してきた昨今においては、そういう人達も強い力を持つようになったってことなんじゃないだろうか。

それはただのネット弁慶なんじゃないかって?その通りだ。しかしインターネットも既に社会の一部である。オタクにとっての現実はネットに依るところも大きいのだ。